海陽町公民館報2020年2月号に円通寺のことが掲載されていました。
海陽町立博物館長の山下知之さんの文章から抜粋します。
『室町時代後期の明応4年(1495)の「海部郡宍喰庄鈴峰山円通寺勧進状」という古文書には善阿という僧侶が円通寺が弘法大師(空海)修行の寺で会ったことなどを書き記している。
また、江戸時代の古文書ええずにも数多く見え、境内の様子や参詣する人々が描かれ、地域の振興を集めていたことがうかがわれる。
円通寺は、戦後のある時期まで存続してたが、その後廃寺となり、現在は境内跡の石垣や常夜灯、参道の石段などから往時を偲ぶことができる。また、境内跡西側にある岩穴の中には、五輪塔など古い時代の石造物がみられる。』
瓦や水飲み場跡などがあり、昔いったい何が建っていたのかなぁ・・・何も標記されていないので謎でした。そうだったんだ!!!と疑問に思っていたことが分かる瞬間ってドキドキする(^O^)/